子育て支援情報 「叱り方について」

 最近では、うまく子どもを叱れない親が多くなっているといわれています。どのように叱っていいのか分からない、どこで叱るべきなのかタイミングをつかめない。その一方で、往々にして多いのが「やめなさい」「早くしなさい」というような叱り方が多いと思います。今回は叱り方について考えてみたいと思い、資料を作ってみました。
 子どもをどのように叱るか、子どもの立場に立って、叱り方を考えてみることも重要なことではないでしょうか。
 数年前までは、悪いことをしたらゲンコツされる、これ当り前でした。
最近では、うまく子どもを叱れない親が多くなっているといわれています。どのように叱っていいのか分からない、どこで叱るべきなのかタイミングをつかめない。その一方で、往々にして多いのが「やめなさい」「早くしなさい」というような叱り方その結果、引きこもりや、ニート、更には加減乗除の四則計算ができない大学生が増えたと新聞に報道されておりました。
叱るといってもそのタイプは多用でありまして、注意という段階から、怒号の頂点までいろいろランクがあると思います。しかし、分類のスケールを設定するには非常に難しいので、私の独断と偏見による分類をしてみました。


1、落雷型
ドカーンと一発!後はけろりとしたタイプで全く後腐れがない。怒られた方もさわやかである
2、集中豪雨型
普段はあまり叱らないが、一度怒りはじめると1年分をまとめて集中的に叱りとばす。年に2,3回程度か・・・・好感
3、五月雨型
いつやむとはなしに、ダラダラ、ズルズルと続く。叱られている子どもは居眠りをしたり、足が痛くなってしびれが切れるのを、叱られたことよりも肉体的な痛みの方が印象に残る・・・効果なし
4,秋雨型
いっている言葉は優しい表現だが、次第にしみ通ってきて、じっくりと聞かされてしまう・・・小学生以上に対しては効果がある
5,大雪の次の日型
昔は「乞食の洗濯」ともいわれており、叱られてはいるのだが、何とも言えぬ包容力があるので、身も心も裸になって甘えたいようになる。言葉の使い方によってはこの叱り方が 可能です。幼児から大学生までが有効
6、八つ当たり型
当たるのを幸い、どんなことでも誰にでも当たり散らす。こんな時は「触らぬ神にたたりなし」と表情を見ながら黙りを決め込む子どもが多い・・・効果なし
7、メロメロ型
「お母さんが小さいときは・・・」「昔はこんな事は・・・」といった具合である。だが今の子どもに通用するはずがない。これはあくまで大人の懐古趣味である。ご両親が二人の時でもゆっくりと懐かしんでください。共感を覚える部分にのみ有効・・・
8、浪花節型
義理人情を豊富に使いながら、じわじわと子どもの心に迫っていく、時には涙声も混じると今の子どもは案外ころりといきやすい。ただし、中高生は理論的に反発することがあるので要注意
9、絶叫型
声を限りに怒鳴るタイプだが、思春期まっただ中の中高生のように、周囲を気にする年頃には案外効果があります。ですが、親の方が恥も外聞も捨てきれるかどうか。ただし、叱ったことの内容についてはききめなし。
10、自己陶酔型
子どもはどう思うとも一切お構いなしで、自分の表現に陶酔し、流ちょうにしゃべりまくるタイプ。聴く子どもの方は台所で仕事をしながら背中越しにしゃべっている小言としかとらえていない。効果が薄い
11、他力本願型
最も多いのは「幼稚園の先生がこういった・・・」とにかく他人の言葉や意見をかりて自分の主張を明らかにしないタイプであるが、これは時によっては反感を招くことになるかもしれないので慎重に・・・。
12、泣き落とし型
必死になって子どもに反省を迫る母親の姿は、昔からの通り相場になっているが、最近はあまり見られなくなって、芦田まなちゃん出演のドラマで見かけるようになっております。しかし、涙を見せながら真剣に叱られて、心を動かす子どもは少なくはないはずです。これは時と場合によっては効果が薄れますのでご注意
13、ロジカル型
インテリのお父さんに多いタイプです。誠に理論整然として子どもを多角的に叱っていくので、追いつめられたねずみのようになって、子どもが降参してしまうが、理解したわけではないので注意が必要になります。「窮鼠猫を噛む」ということわざがありますが、理論でかなわぬならば力でいうことにもなりかねない。逃道を与えておいて叱った方が効果的です。

 以上の叱り方を挙げてみましたが、いろいろな場面がありますので、これだという事はなかなか難しいとは思いますが、叱るに当たって複合的な叱り方が望ましいと思います。
また、悪いことは悪いこととして、叱る以上にほめてあげてください。
 昔から子育てのポイントは「手をかけずに目をかけろ」といわれてきました。いつも子どものことを心にとめているが、手を掛けすぎないで、子どもの成長を温かく見守る、という意味でしょう。手をかけすぎないということは、冷淡に突き放すこととは違います。「子どもは幼いなりに生きている、考えている」ということを念頭に置いて「とにかくじっくり見守ろう」という姿勢で接することが大切だと思います。
 最後になりますが、子ども達が毎日楽しく勉強や遊びができるよう、良いと思えることはどんどん採り入れ頑張っていきたいと思いますので宜しくお願いします。